本格的な冬に突入すると気温も一気に低下し、寒い冬の朝は、布団から出るのも辛く感じてしまうと言う方も多いのではないでしょうか?
そして冬になると、より一層気になってくるのが身体の冷えです。
手足を中心に身体の冷えを感じると集中力が低下したり、夜眠りにつけなかったりと、身体が冷えると免疫力が低下して体調も崩れやすくなることで、病気にも罹りやすくなってしまいます。
身体が冷えやすいと言う方は、元々の体質が原因の場合もありますが、何かしらの原因が身体の冷えにつながっている事もあり、原因を解消することで冷え症を改善したり緩和することができる場合あります。
寒い冬にこそ、冷え対策を万全に行うようにして、同時に免疫力の向上も目指していきましょう。
そこで今回は、寒くなるこの時期にやっておきたい冬の冷え対策をご紹介します。
冬の身体の冷えは放置していると危険!?
寒さが身にしみる季節になってくると、身体も急激に冷えやすくなり、冷え性を引き起こすリスクがより高まります。
冷え性は、他の病気と比べると安易に捉えてしまいやすいですが、冷え性を引き起こすと言うことは、血流が悪くなっており、体中に血液が正常に行き渡っていない証でもあります。
その為、冷え性を放置したままでいると身体に様々な不調をもたらし、悪化する程深刻な病気に罹ってしまう場合もあり、”冷えは万病のもと”と言われているように、冷え性を軽く考えていると後になって痛い思いをしてしまうかもしれません。
そんな諸悪の根源でもある冷え性を完全に克服するのは簡単ではありませんが、冷え性につながる行動を見直し、生活習慣を改善すれば冷え性が緩和される場合もあります。
手や足先などに少しでも冷えを感じると言う方は、身体を冷やさないように心掛けながら様々な冷え対策をして、寒い冬を乗り切っていきましょう。
女性に多い冷え性の特徴
日本人女性の約半数以上が悩んでいるとされている冷え性は、いくつかのタイプに分けることができます。
自分がどのタイプの冷え性なのかチェックしてみましょう。
四肢末端型
10代~20代の女性に多く、手足の血管が収縮することで引き起こるのが「四肢末端型」の冷え性です。
運独不足や偏った食生活が原因でなりやすく、ニキビが出来ることもあります。
全身型
特定の部位だけでなく、身体全体が冷えているように感じる場合は「全身型」に当てはまります。
様々な原因によって基礎代謝が大幅に低下しており、食欲不振や倦怠感を引き起こす場合もあります。
下半身型
腰より下の下半身が極端に冷えると言う場合は「下半身型」の冷え性です。
運動不足や長時間同じ姿勢でいると起こりやすく、年齢を重ねるにつれて下半身型を引き起こすリスクが高まります。
内臓型
お腹を触ると冷えている事が多い場合は、「内蔵型」の冷え性の場合があります。
内臓型は内臓の機能が低下している可能性が高く、便秘や下痢、肩こり、食欲不振、倦怠感などの症状を引き起こし、免疫機能の低下にもつながります。
身体が冷える主な原因
身体は様々な原因によって冷えることがあり、普段の何気ない生活習慣が”冷え”を引き起こしている場合もあります。
そこで、身体が冷えてしまう主な原因をご紹介します。
筋力の低下
四肢末端型や下半身型の冷え症は筋力の低下が原因となっている場合が多く、足先が冷えやすい場合はふくらはぎの筋肉が衰えている可能性があります。
第二の心臓とも呼ばれているふくらはぎには、重心に逆らって血液を心臓に戻す働きのあるポンプがあり、このポンプは筋肉が鍛えられていると正常に機能しますが、筋肉が衰えている場合はポンプ機能が弱まり、血液をスムーズに心臓に戻せなくなる為、血液の循環が正常にできなくなってしまいます。
これにより血行不良に陥り、末端まで血液が行き届かなくなる為、冷え性を引き起こします。
食生活の乱れ
身体が冷える原因として、若い人に特に多いのが食生活の乱れです。
不規則な生活習慣は冷え性を悪化させる原因の一つでもあり、特に食生活が乱れていると栄養不足に陥り、代謝機能が低下することで身体が冷えやすくなります。
ストレス
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると胃痛や肌荒れと言った症状が出る場合がありますが、自律神経が乱れると同時に血流が悪くなり、体温調節が行われにくくなることで冷え性が悪化する場合もあります。
特に精神的なストレスを感じると交感神経が優位な状態が続き、自律神経のバランスが崩れやすくなるので、できるだけストレスを溜め込まないようにし、定期的にストレスを発散するようにしなければなりません。
睡眠不足
身体の冷えは睡眠不足が関係していることもあります。
睡眠を十分にとれていないと、ストレスと同様に自律神経のバランスが乱れるようになり、身体が冷えやすくなります。
効果絶大!冬の冷え対策
冬におすすめの冷え対策をご紹介します。
寒さの厳しい冬だからこそ、しっかりと対策をして乗り切っていきましょう。
インナーや靴下は素材を重視して選ぶ
冷え対策に本格的に取り組んでいく前に、まずは着ている衣類を見直すことから始めてみましょう。
特に気を付けたいのがインナーです。
インナーの素材によっては、汗をかくと衣類が濡れることで身体が冷え込んでしまう場合があり、汗による冷えを防ぐには汗を吸収する吸水性、吸湿性が高い物をを選ぶようにしてください。
また、身体を冷やさないようにするには上半身よりも下半身を温めた方が身体が温まりやすくなる為、厚めのタイツやレッグウォーマー、ロングブーツなどで冷え対策を行いましょう。
また、足先を冷やないようにするには靴下の重ね履きが効果的です。
靴下には様々な素材がありますが、ポリエステルやポリウレタンと言った化学繊維の物は保温性が悪かったり、汗の吸収性が良くなかったりと肌に優しくないので避けるようにし、汗を吸収しやすく、肌触りの良いコットンやウールと言った天然素材の物を選ぶようにしましょう。
ふくらはぎの筋肉を鍛える
冷え性になる原因は筋力の低下が関係していることがあると前述しましたが、下半身の冷えを緩和、予防するのに最も効果的な方法がふくらはぎの筋肉を鍛えることです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるには、階段の上り下り、ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動や、スクワット、アキレス腱を伸ばすトレーニングが効果的です。
毎日湯舟に浸かる
身体の芯まで温める最良の方法が湯舟に浸かる事です。
ここで注意したいのが湯舟の浸かり方で、冷え性には半身浴が良いと言う話を聞いたことがあると言う方が多いかもしれませんが、最近では半身浴よりも肩まで浸かる全身浴の方が温まるスピードが早く、冷え性に効果がある事が明らかになって来ています。
しかし、全身浴は半身浴よりも心臓や肺に負担がかかるので入浴時間は5分程度にし、その後は半身浴に切り替えて浸かるのがおすすめです。
足湯
足先が冷えている時に、手っ取り早く足を温められるのが足湯です。
足湯を行うことで足先の末端から身体全体まで温かさが行き渡り、血の巡りも良くなります。
足湯に使うバケツはふくらはぎまで浸かれる高さがあるものがおすすめで、40~42度のお湯を注いで20分ほど浸かりましょう。
バランスの良い食事をとる
毎日の食事はできるだけ身体を冷やしてしまう恐れのある冷たい物は控えるようにし、バランスの良い食生活を心掛けましょう。
特におすすめなのが、冬に旬の野菜を取り入れた汁物やスープです。
温かい物を飲むことで身体の芯まで温まり、代謝もアップすることができます。
また、筋肉を作る為にタンパク質も摂るようにし、肉や魚、卵と言ったタンパク質が含まれている食品を毎食取り入れるようにしましょう。
さらに、冷え対策として発酵食品や生姜、にんにくなどの身体を温める血行促進作用のある食品もおすすめです。
酵素ドリンクで冷え性が緩和される!?
冬に効果的な冷え対策は、生活習慣に関する物が多くありましたが、さらに冷え対策に取り組みたいと言う方は、冷え対策に効果的な飲み物を取り入れてみましょう。
いつも飲んでいる飲み物を冷え性を緩和してくれる効果が期待できる血行促進作用のある飲み物に変えるだけで、驚くほどに冷え性を緩和できる場合があります。
冷え性の症状を緩和してくれる飲み物には、紅茶やココア、ほうじ茶などがありますが、中でもおすすめなのが「酵素ドリンク」です。
酵素ドリンクとは、野菜や果物などの原材料を発酵して作られている酵素飲料で、野菜や果物に含まれた栄養と共に、様々な健康効果がある乳酸菌や酵母菌もあわせて摂れることで人気があります。
そして、植物発酵飲料である酵素ドリンクには、発酵食品と同様に血行促進作用が期待できるので冷え性の緩和と予防に効果的です。
また、善玉菌を増やす作用があるので腸内環境を整える効果があり、それにより腸の冷えの改善にも期待でき、さらに酵素ドリンクに含まれた乳酸菌や酵母菌には美肌効果が含まれているので、冷え性による肌トラブルの改善にも期待できます。
冷え対策だけでなく、腸活や美容にも効果的な酵素ドリンクを是非取り入れてみてはいかがですか?
まとめ
冷え対策を万全にするには、暖房でただ身体を暖めるだけではなく、入浴や運動などで代謝をアップし、血行を促進することが何よりも重要と言う事がお分かり頂いたかもしれません。
今まで冷え対策を全くしてこなかったと言う方もこの機会に是非始めてみてはいかがでしょうか?
冬は免疫力も低下し、体調を崩しやすくなる為、日頃から体調管理もしっかりと行いつつ冷え対策を行ってみてくださいね。
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