季節の変わり目は、寒暖差や気圧変動による影響で体調を崩しやすくなり、自律神経も乱れやすくなると言われています。
特に冬から春にかけての時期は、気温が1日の内に10度以上変化することも少なくないことから、服装選びに失敗して体調不良になると言う方も多いのではないでしょうか?
夏になると夏バテになると言う方も多いかもしれませんが、最近では春に起こる体調不良のことが「春バテ」と呼ばれつつあり、約半数以上の日本人が春バテを経験していると言われています。
そんな不安定な冬から春にかけての時期を乗り切るには、規則正しい生活習慣を心がけながら体調管理を行い、体や心のバランスを整えていきましょう。
そこで今回は、簡単に行うことできる春の体調管理対策をご紹介します。
夏バテだけじゃない! 春に起こる不調「春バテ」に要注意
春になるにつれて少しずつ気温も暖かくなり、過ごしやすい気候になっていきますが、その一方で朝晩の寒暖差が激しく、急に寒さが逆戻りすることもあるなど、1年の中でも春は特に環境がコロコロと変わりやすくなります。
それによって体調にも影響を及ぼし、様々な不調を感じるようになることがあり、最近ではこの症状を「春バテ」と呼ぶようになりました。
春バテによって引き起こる症状は人によって異なりますが、主に倦怠感、集中力の低下、不眠、食欲不振と言った症状が現れます。
さらに体調不良に陥ることで心身が不安定になりやすく、気分が落ち込む、不安や心配、イライラを感じやすくなるなどメンタル面に影響することもあります。
春バテは対策を行わない限り気候が安定するまで症状が続く場合もあるほか、寒暖差が大きい日など日によって症状が重くなる場合もあり、日常生活に支障をきたす場合もあるので注意が必要です。
春になると体調を崩しやすくなる理由とは?
冬の終わりから春の始まりにかけての時期に体調を崩しやすくなるのは、寒暖差や気圧変動などの気温の激しい変化による自律神経の乱れが原因と言われています。
自律神経には、心と身体を活発にする「交感神経」と、体を休ませて回復させる「副交感神経」の2つの神経があり、この2つの自律神経がバランスをとりながら身体の様々な働きを調整し、健康な身体を作り出しています。
自律神経の乱れは、主に緊張状態に陥り交感神経が優位な状態が続くことで起こりやすくなり、冬から春にかけての時期は激しい環境の変化に身体が順応できないことで自律神経のバランスが特に乱れやすくなります。
また、気象変化による体調不良に加えて、ストレスによる自律神経の乱れが関係している場合もあります。
春は新生活を始める人も多いことから、生活環境の変化によって精神的な疲労を感じやすくなり、心身のバランスが崩れることでメンタル面を支えている自律神経も同時に乱れ、体調がさらに悪くなる場合もあります。
花粉症の方はさらに注意が必要!
その他にも考えられる原因が花粉症です。
花粉症はくしゃみやかゆみ、鼻水、鼻づまりと言った代表的な症状以外にも、症状が進行すると倦怠感や集中力の低下などを招くようになります。
また、自律神経が乱れていると免疫力も低下し、花粉症の症状が悪化しやすくなることから、日頃から自律神経のバランスを整えていくことが大切です。
日照時間の変化も関係している!?
また、春に体調を崩す理由には、日照時間の変化が関係している場合も考えられます。
冬から春にかけての時期は、日照時間が急激に変化していくことから生活リズムが乱れやすくなり、中には時差ボケのような症状が出て来る人もいます。
日照時間が少しずつ長くなるにつれて朝早く目が覚めてしまい、1日の睡眠時間が短くなってしまう傾向にあるため、春は睡眠不足になりやすい季節でもあります。
そのため、睡眠不足にならないように注意することも大切です。
簡単に行える春の体調管理対策
めまぐるしい環境の変化から身体を守っていくには、自律神経を整えることを意識して体調管理を行っていくようにしましょう。
そこで、簡単に行うことができる春の体調管理対策をご紹介します。
1.腸活を行う
腸内環境は「第二の脳」と言われる通り、自律神経と密接な関係があります。
ストレスなどにより自律神経の交感神経が優位になると腸の動きが鈍くなり、便秘や下痢などの症状が現れるようになります。
春など季節の変わり目には、寒暖差や気圧の変動によって腸内環境も悪化しやすいことから、積極的に「腸活」を行うようにし、腸内の状態を正常に保つように取り組んでいきましょう。
腸活は主に食事、運動、睡眠の3つの方法で行うことができますが、中でも食事が特に重要になり、善玉菌を増やす働きのある食品を積極的に摂っていく必要があります。
食事をする際には善玉菌を含んだ食品と、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を合わせて摂取することがポイントで、この方法で食事を摂ることで効率よく腸内環境を整えることができます。
2.バランスの良い食生活を心がける
毎日、バランスのとれた規則正しい食生活を続けていると自律神経は自然に整われるようになり、逆に偏った食生活が続くと自律神経は乱れてくるようになります。
食べ物の中には自律神経を整える働きのある物も多くあり、特におすすめなのが発酵食品です。
味噌や納豆、チーズ、ヨーグルトと言った発酵食品には、腸内環境を整える働きがあることで有名ですが、前述した通り、善玉菌によって腸の動きが活発になることで自律神経のバランスも整うようになり、免疫力のアップにもつながります。
その他にも脳の様々な機能を調整する神経伝達物質として働く「GABA(ギャバ)」が含まれている「トマト」や、副交感神経を優位に働かせる「セロトニン」を脳内で作り出す「トリプトファン」と言う物質が含まれている「バナナ」も積極的に取り入れるのもおすすめです。
3.冷え対策を行う
春は寒暖差がとても大きく、日中は暖かくて過ごしやすくても夜になると真冬のような寒さになることもあります。
そのため、薄着で出かけてしまい身体を冷やしてしまうことも多く、冷えによって血液の流れが悪くなり、冷え性を悪化させてしまうこともあるため、暖かい日でも急な温度変化に備えて、アウターやカーディガン、ストールなど温度調節ができるものを持っていくようにしましょう。
4.毎日入浴をする
入浴にはリラックス効果があり、心身の緊張が緩まることで副交感神経を優位に働かせることができます。
湯の温度は少しぬるめの39度から40度程度が自律神経のバランスを整えるのに適しており、15分ほど入浴するのがおすすめです。
また、お気に入りの入浴剤を使うことでリラックス効果を高めることができます。
5.適度な運動をする
自律神経を整えるには、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を行うのも効果的で、適度な運動を行うことで同時に免疫力も向上し体力をつけることができます。
さらにリズミカルな運動を行うと幸せホルモンのセロトニンの分泌が活性化され、メンタル面にも良い影響を及ぼしてくれます。
6.良質な睡眠をとる
副交感神経を優位に働かせるには睡眠をしっかりとるようにし、なおかつ、良質な睡眠をとるように心がけていきましょう。
睡眠の質を高めるには、寝る1時間前までに入浴を済ませるようにし、さらにパソコンやスマートフォン、テレビ等のブルーライトは就寝前に見るのは控えるようにしてください。
また、リラックスできる環境を作るには、アロマの香りも効果的で、好きな香りを選ぶことでより副交感神経がより優位に働くようになります。
7.ストレスを抱えすぎないようにする
交感神経が優位に働かないようにするには、定期的にストレスを解消し、ストレスを抱え込まないように取り組んでいきましょう。
簡単に行えるストレス発散方法には、日光浴をしたり、掃除や整理整頓を行うと言った方法があり、他にも趣味に没頭したり、好きな食べ物を食べたりと、プライベートな時間を充実させるのも効果的です。
酵素ドリンクで腸内環境が改善する!?
春の体調管理には腸活が特に重要だとお伝えしましたが、効率的に腸内環境を整えたいと言う方におすすめなのが「酵素ドリンク」です。
酵素ドリンクとは、発酵させた野菜や果物を使用した飲み物で、ビタミンやミネラルなどの栄誉を効率よく摂取できることから、ファスティング(断食)中に摂取可能な飲み物としても有名です。
「無添加酵素飲料 マリッカエンザイム」と呼ばれる酵素ドリンクは、発酵時に悪玉菌を抑制して腸内環境を整える働きのある植物性乳酸菌15種と、善玉菌を増やして毒素を排出する働きのある酵母菌を使用しており、2つの細菌によって腸内環境を効率よく整えることができます。
また、マリッカエンザイムには、75種類の素材を1つ1つ抽出させる単品抽出製法と言う
独自の製法で生のまま抽出しており、3年以上かけてゆっくりと醸していきます。
そのため、加熱によって栄養素が壊れにくく、野菜や果物に含まれている栄養素を逃さず摂ることができ、食生活が偏りやすい方でも酵素ドリンクを習慣的に摂り入れることで、不足分の栄養を補うことが可能です。
春の体調管理をサポートしてくれる、酵素ドリンクをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、春の体調管理対策についてご紹介してきました。
このように春は気象の変化だけでなく、生活環境もめまぐるしく変化する方も多く、体調不良やストレスを感じやすくなります。
そのため、交感神経が優位に働かないように意識しながら、自律神経を整えていくようにし、春を乗り切っていきましょう。
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